2013年10月09日

大きな病院・小さな病院

 当院に来てくださっているダックスの後足が急に動かなくなったということで京都の夜間病院へ。そこで椎間板ヘルニアと診断され、治療を受けました。

 次の日、来院してくださいましたが状況は好転していないので、診療後にCTを持っている知り合いの先生の病院(大きな病院です)へ走り、ヘルニアの確定診断と手術部位の特定をし、そのまま手術を済ませました。

 椎間板ヘルニアは症状が急で重い場合は手術適応となります。それも、できるだけ早く手術したほうが回復もしやすくなります。今回の場合、「夜間病院」と「当院」そして「知り合いの先生の病院」と3つの病院が連携することで発症後24時間で手術することができました。

 しかし、この連携は20年前なら考えられなかったことです。まず夜間病院がなかったこと、CTを入れている病院も限られていたこと。さらに、個人病院(しかも知り合いの先生)のCTなので、当日の夜に撮影という融通が利いたこと。さらにその場で手術できたこと。

 お陰でその子は順調に回復しています。


 私の病院は獣医師も一人で病院も小さく、正直できることは限られています。しかし、こうして連携を取ったり横のつながりを大事にすることで、最新の医療をご提供することも可能です。

 これからも「小さい病院だからできない、仕方ない、難しい」という風に考えず、小さいからこそのフットワークを活かした診療ができるよう、努力していきます。
posted by hiro at 11:52| Comment(0) | 日記
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